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  • 川崎市多摩区で150年つづく梨農家です

昨年の5月から毎月1度、JA主催のアグリスクールに行っています。いつか義父なみに、色々作れるようになると良いのですが・・・。今のところ、まだまだ素人です”(-“”-)”

2020年最初のアグリスクールは柿と梅の剪定と、ホウレン草の収穫でした。うちは、柿も梅もあるので、今年作業の合間に挑戦できたら良いなぁと思っています。(今、まさにやる時期なのだと思うのですが・・・)

剪定の話はまた後日にするとして、今回は収穫したほうれん草に関してお話ししたいと思います。収穫したのは3種類で「早生クローネ」「黒葉ルーキー」「クロノス」でした。今年は暖かいからかすごく生育がよく、1月なのにもう花が咲きそうな勢いでした。

こちらが早生クローネ。
早生クローネ
続いて、黒葉ルーキー。
黒葉ルーキー
最後にクロノス。クロノス

写真で見ると違いがあまり分からないのですが、黒葉ルーキーは一番色が濃くて、立派に成長していました。クロノスはすこし色が薄めでした。

夕飯に3種類のほうれん草をお浸しにして食べ比べしてみました。夫が一番美味しいと言ったのは、早生クローネ。甘くてエグミが一番少ないと言っていました。

私が一番美味しいと思ったのは、クローネ。最初に食べたのがこれだったからか、あまりに甘くてびっくり。ほうれん草のエグミが全く感じられず、これなら生でいけると思いました。

黒葉ルーキーは他の2種類に比べると、すこしえぐみが強いなぁと思いました。でも、昔ながらのほうれん草(家で作っているほうれん草が昔ながらのやつなんです)に比べたら、えぐみ少ないです。

アグリスクールの顧問の先生が仰るには、最近は生でも食べられるようなほうれん草が人気だそうです。お近くの即売所とか農家直売所とかで、クロノス、早生クローネを見かけたらぜひ食べてみてください。(黒葉ルーキーも十分美味しいですよ)

えぐみ少な目とは言え、3種類のほうれん草を食べ比べしたからか口の中がピリピリしてしまいました。

ここで豆知識を1つ。ほうれん草を食べて、舌がピリピリするような、えぐみを感じるのはほうれん草の「シュウ酸」と口の中のカルシウムが結合して口の中に結晶が出来るためだそうです。茹でるときに「にがり」を入れるとえぐみが無くなり、さらにおいしくなるそうですよ。(うちにはにがりがないので、挑戦はしていませんが・・・)