• 川崎市多摩区で150年つづく梨農家です

<前編についてはこちらからどうぞ>
自由研究ー梨とりんごの変色について1

前回の研究結果でりんごは全体的に変色しやすく、梨は種子や皮の周りが変色しやすいことが分かりました。そこで疑問になるのが、どうして変色するの?知りたいですよね?もちろん調べてくれています(^_-)-☆
※ここからは原文を引用しています

<調べたこと>
なぜ変色するかというと、梨やりんごの中のポリフェノールという成分が空気中の酸素と結びつき(酸化)、茶色の色素が出来、変色します。梨やりんごの中には、ポリフェノールの他にも、ポリフェノールを酸化させるはたらきを持つ酵素という物質が入っています。はじめは、それぞの細胞の中の別のところにありますが、切ると細胞がこわれ、ポリフェノールと酵素が一緒になり、さらに空気に触れると酵素がポリフェノールと空気中の酸素を結びつけ、変色します。
梨とリンゴの変色について

※ポリフェノール・・・植物が成長する時、紫外線などのダメージを防ぐために、植物自ら作り出す物質で、バナナやゴボウにも入っています。

<考察>
摘果した梨と食べごろの梨の変色具合が違うのは、6月に摘花した梨は成熟の途中なので、全体をダメージから守るために、ポリフェノールを全体的に濃く含み、成熟した食べごろの梨は種子を守る為にその周りにポリフェノールが多く集まっているのだと考えました。

<まとめ>
同じような見た目の果物なのに梨とりんごにこのような違いがあることが興味深かったです。成長途中の摘果したりんごも中身を切ってみたいと思いました。

<参考文献>
科学のふしぎな話365(ナツメ社)
日本食品科学工学誌 第60巻(日本食品科学工学会)